2008年05月18日

すっぴん調教・続き

すっぴん調教への反響ありがとうございます。

ニコニコ大百科(仮)にも、さっそくどなたかが項目を立ててくださいました。(これ書いたの自分ではないです。というか、プレミア会員ではないので・・・)
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%99%E3%81%A3%E3%81%B4%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%95%99

コメントでいくつかご質問&ご意見をいただいていますので、お答えしたいと思います。

・オートビブラートが1beatは短い/ビブラートはオートじゃなくてもいい

 自動でついてしまったビブラートを消すのは簡単(音符の下のギザギザをドラッグアンドドロップで右まで引っ張ってしまえばいい)なのに対して、ついていないビブラートをつけるのは面倒(音符の下の線をダブルクリックしてビブラートのプロパティを出し、コンボボックスから好みのビブラートパターンを選び、ウインドウを閉じてからビブラートの開始位置を調整する)なので、オートビブラートは多めにつく設定にしています。本当に決め打ちにするなら、確かに1beatではなくて2~3beatでもいいと思います。

・イコライザを通すべき

 お好みに応じて使ってもいいと思います。必須ではないと思ったのと、「すっぴん」調教だからということで使わない動画になっています。実はBLOCKFISHはかなり音質を変えるので、「BLOCKFISH後」の出音を聞いて使うかどうか決めればいいと思います。

・なぜRewireを使わないのか

 講座の内容の汎用性を高めるためと、あまり実際使ってみてメリットを感じなかったからです。「波形を見る」というのもかなり意味がありますし。

・PBSの全体設定は頭の方の長押しでいい

 この方法だと、曲の途中に1箇所でも何らかの理由でPBSの設定が入っていたときにそこで効果が消えてしまって、そこから先が意図しない値のまま放置される恐れがあったので、初心者向け解説だということもあって泥臭いやりかたをおすすめしています。

・なぜこの曲w

 過去にアップした曲のなかで、すっぴん調教に該当するものを選んだだけなのですが、元々のアップ曲がおっさんホイホイなので、こういう選曲になってしまいました(笑)。本当は「Rescue me」でもよかったのですが、これは完全な「すっぴん」ではなく、多少薄化粧しているので参考曲としてのみ載せました。

・動画どおりのソフトを使うべき?

 そんなことはないです。特にDAWはVSTプラグインさえ使えればどれでも違いはないです。ただ、BLOCKFISHやBuzMaxi3、Studioverb2などのプラグインは、それぞれ出音に独特のキャラクターがありますので、他のコンプやマキシマイザーで代用すると、出音は違ってくると思います。(それが悪いというわけではもちろんないです)

・なぜMC4で「4 track audio」のテンプレートを選ぶのか?

 トラックごとのエフェクトやマスターバスなどの設定が最初からできていて、VOCALOIDのWAVEファイルをインポートするとすぐに作業ができるという理由だけです。もちろん「8 track audio」でも同じです。残ったトラックに具体的に何を入れるということを想定しているわけではないです。MIDIを使う場合はこれらのテンプレートで立ち上げてから、「MIDIトラックの追加」ですぐにMIDIトラックも作れます。

・VSTプラグインのインストール方法は?

 こちらにMC4でのプラグイン設定法を解説されている方がいらっしゃいました。一言で言えば「プラグインのDLLを置いたフォルダを、MC4に教えてあげる」それだけです。
http://www.pagera.com/blog/log/eid42.html
http://www.pagera.com/blog/log/eid43.html

最後に、そんな大げさなものではないけど、自分なりの「すっぴん調教」の基本的な立ち位置・方向性を、件の400P氏も言及していた、「音の3要素(音程・音色・音量)」という観点から整理しておこうと思う。

<1>音程

・譜面どおり素直に歌わせるのが基本。
・デフォルト歌唱スタイルのベンドパラメータをゼロにすることで音痴を回避。
・オートビブラートを活用して伸ばす音に表情をつける。
・上向形のオートポルタメントを活用して音の動きに表情を付加する。
・手作業の音程のずり上げ・ずり下げを必要最小限に付加することで仕上げる。

<2>音色

・VOCALOIDが本来持っている「素の声質のよさ」を最大限に引き出す。
・個別の音に対する調整ではなく、全体調整をメインに声質を調整する。
・滑舌の悪い箇所は、必要に応じて個別調整を行なう。(できればやりたくないが)
・最終的な音色の仕上げは、DAW側のエフェクトを使って行なう。

<3>音量

・VOCALOIDの弱点である音量のばらつきをDAW側のコンプで強制的に修正する。
・正直にやると手間のかかる部分なので、DAW側のエフェクトでラクをするという方向性。
・VOCALOID Editor側での加工は伸ばす音のフェード程度として、あとはすべてDAW側で加工する。


追記:すっぴん調教を参考にしていただいたボカロ講座が2つできていました。




posted by だんちゃん at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | VOCALOID調教法 | 更新情報をチェックする
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