2008年05月06日

ぼからんとぼかりす はてなブックマーク

今日アップされた「週刊VOCALOIDランキング #31」。



個人的な注目は、「ぼかりす」が除外されるのかされないのか、ということだったが、結果はご存知のとおり、「除外されなかった」。

この結果についての個人的な見解は、

除外されなくて本当によかった!

いや本当に。

ぼからんから除外されるということは、まあ宗教的に言ってみれば「異端」扱いということで、「それを使うことは正統ではない」ということを暗に認めたようなことになる。

さまざまな意見があるけど、個人的には、ぼかりすというのはエフェクターとか自動調整機能の拡張でしかないと思っているので、「ぼかりす」を外すということは、これからボカロ周辺で開発されていくであろう「より歌を便利に・自然に歌わせる自動調整機能」のようなものをみんな日陰の存在に押しやってしまう危険性を孕んでいると思う。それどころか、そもそもそういうソフトを開発する意欲そのものを減退させてしまうかもしれない。

そんなことを言ったら、VOCALOID自身が内蔵している「実際の発音のタイミングを、正しいタイミングに聞こえるように自動的に微調整する機能」なんてのもそれに該当しかねないわけで、VOCALOIDが目指す「人の声を電子楽器化する」という方向性には、本質的にはこういったすべての流れを積極的に取り入れていくことが含まれていると考えていいんじゃないかと思っている。

(個人的には、レンとかリンの声をコンプで粒をそろえて簡単に調整するのだって、相当な「『調教』の手間を省いて自動調整で自然に歌わせる」調整だと思う。)

たかがぼからん、されどぼからん。
ニコニコ動画の、さらにボカロ界という閉じた世界のなかでは、ぼからんの持つ力は無視できない。
今回、いっときPROLOGUEの投稿者自身が「ぼからん除外希望」と言っていた(ぼからん除外希望タグがロックされていた)にもかかわらず、除外されなかったことについては、率直に、ぼからんを投稿されている方の卓見だと評価したいと思う。

ついこの間まで「前衛」だった文化が、あっという間に「保守」に変わっていくのを見たいとは思わないから。
posted by だんちゃん at 21:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | CGM・マッシュアップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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