2008年01月18日

VOCALOID2操作(調教)法(14)

14.DAWを活用した修正(ステップ2)(続き)

 DAW上で歌を聞きながら、1音1音調整するステップの続き。
 なお、VOCALOID Editorで修正したら、こまめにWAVEファイルを書き出してDAW上のオーディオファイルを更新すること。発音を調整したら声の明るさも変わり、声の明るさを変えたら音量も変わったりするので、その変化を確認しつつ順に追い込んでいかなければならない。

(2) 声の明るさのばらつき

 特にリンで極端に出る。
 歌を通して聴いてみると、こもってモコモコした聞こえ方をする部分と、金属的でキンキンした聞こえ方をする部分があるはず。
 これの修正は、基本的にBRIパラメータによって行なう。モコモコした部分はBRIを上げ、キンキンした部分はBRIを下げる。上げるほうは大胆に、下げるほうは控えめに修正すると大体イメージに近い量の修正になると思う。これを、1音単位で修正していく。

 あまりにバラつきがひどい場合は、ジェンダーファクターを下げるとキンキンのほうに、上げるとモコモコのほうに多少まとまる傾向があるので、曲全体のジェンダーファクターを変えてしまうのも手。もちろん、個別の音符のジェンダーファクターを変えるのも効果がある。

(3) 音量のばらつき

 発音の不明瞭さと声の明るさの問題がだいたい納得できる水準になったら、最後に音量のばらつきの修正をする。このステップは、きついコンプレッサをかけている場合はかなりラクができる。ただ、やはりコンプレッサでごまかすよりは1音1音修正していく方が、いい発声ができる。

 DAW上で、WAVEファイルの波形(振幅の大きさ)を見ながら、実際の歌も聞いて、近接する他の音と比べて、音が小さすぎるところ、大きすぎるところについて、DYNパラメータを上げ下げして調整する。音が小さすぎて、DYNを思いっきり上げなければいけないところでは、出音がキンキンする傾向があるので、そのときはBRIなども合わせて修正する必要がある場合もある。(逆に、音を小さくするとモコモコした印象になるときもある)


続く。
posted by だんちゃん at 21:09| Comment(2) | TrackBack(0) | VOCALOID調教法 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めましてgaozyu(がおじゅ~)と申します。
通りすがりの者です(^^)

調教方法が詳細に記載されていてとても分かりやすく勉強になりました!!

また、お邪魔します(_ _)
Posted by がおじゅ~ at 2009年06月13日 16:03
がおじゅ~さん、

コメントありがとうございました。

ここで書いているやり方は「すっぴん調教」を編み出す前のもので、ムダに苦労してしまう部分とかも残っていると思いますが、昨年の正月休みにいろいろ苦労して気がついたものをまとめたものになっています。

多少なりとも役に立ったのでしたら嬉しく思います。
Posted by だんちゃん at 2009年06月16日 22:29
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