それにしても、メグッポイドは面白すぎる。
こんなに「アイドルポップス然」とした雰囲気で歌ってくれるボーカロイドは、今までなかった。
初音ミクは安定してるけど、どうあっても「力が入らない」独特のポジションで、それは自分の考える「アイドルポップスの声」ではないし、鏡音リンは滑舌が厳しくて、率直にいえば「使い物にならないケースが多い」し、巡音ルカは明白にアイドルポップス系の声ではない。
メグッポイドは、アイドルポップスを歌わせると、今までのどのボカロよりも「狙ったイメージ」に近い音がすぐに出てくるし、期待を裏切らない。
自分が扱っているカバー曲は、変わった曲を除けば、基本的にはアイドルポップス、それも「昭和の」アイドルポップスなので、そういう意味ではこれほど自分にとって相性のいいボカロはないといっても過言ではないように思う。
そんなわけで、昨日、今日と、かなり夢中になってメグッポイドをいじっていた。
その成果として、過去に一度アップしたことのあるカバー曲のメグッポイド版を3つほど作ってみた。
特に「硝子坂」が、以前リンに歌わせたときと比べても、かなりいい感じに仕上がったんじゃないかと思う。
それと、「青い珊瑚礁」は、ボーカルにリバーブをまったくかけていない(ディレイだけ、ふだんの5分の1くらいの薄さでかけてあるだけ)。それでも、けっこう深みのある声になる。なぜこうなるのか正直よく分からないんだけど、メグッポイドのDBはかなり最初から加工されているのかもしれない。
でも、「扱いやすいか?」と言われると、そうでもない。
使えば使うほど、意外とじゃじゃ馬なんじゃないか、と感じるようになってきた。
それは、何よりも「発声タイミングがかなりばらつく」というところに尽きる。
まず全体的に、音が先走る傾向が強いようだ。
いままでのボカロと同じタイミングで歌わせると、ほぼすべての音が「ほんの少し早め」に発声される印象なので、まず全体をほんの少し後ろにずらす作業からはじめることになる。
そして、個別の音をみると、これがまた速すぎたり遅すぎたりして、そのままだとものすごく不自然な感じになってしまう。特に、同じテンポで刻むようなフレーズでは、それがはっきり分かってしまう。
(例えば、「青い珊瑚礁」の「あなたが好き」のところは8分音符で刻むフレーズだが、そのまま歌わせたらものすごくばらついたので、動画では、かなり音符を前後にずらして、「均等に聞こえるポイント」を見つけて作っている)
なので、「すっぴん調教」といっても、発声タイミングの微調整が入るので、作業時間はけっこうかかってしまう。
でも、その苦労のあとにできてくる歌唱は、他のどんなボカロに歌わせた場合よりも圧倒的に「アイドルポップス」している。
この仕上がりがあまりにも魅力的で、面白すぎるので、しばらくはメグッポイドで遊んでいられそうだ。
素晴らしいボーカロイドをこの世に出してくれたインターネット社に、感謝。
6/29追記:さらに1曲追加。
この曲は、いままでレンやがくぽで挑戦したけど、シャウト感がうまく出せずにボツになっていたもの。メグッポイドで試したら、もちろん限界はあるものの、ちゃんとシャウトしてくれて感動した。フェイズシフトかかりまくりなのはご愛嬌。



音程が上下に揺れてるのはなんででしょう?
あれは、故意に入れてるのか、それとも無くせないのでしょうか?
他のめぐぽ曲も、ほぼ全てでそう聴こえるんですよね。
個人的に、リズムより音程がずれる事がちょっとしんどいので。
めぐぽ買うのためらってます。
揺れもそうですけど、全体的に音程が半音よりもっとわずかですがズレがある感じがします・・・。
絶対音感あるわけでも無いので気のせいかもしれません。
リバーブは、音程ではなくて残響を調整するもので、「青い珊瑚礁」でも音程を揺らすビブラートやPITの微調整、ポルタメントなどは細かくやっているので、音程の揺れはあります(設定しています)。
特に「六本木心中」はオーバーにそれをやっています。
ビブラートとポルタメントを完全に切ってPITも一切調整しなければ、音程はDBのベースレベルにまでフラットになるはずですが、その段階で揺れているかどうかは、そこまでシビアな耳を持っていないので個人的にはよく分からないですね。
ベース音程のずれは、AutoTuneとかGSnapとか、MusicMakerについてる似たようなエフェクト(名前忘れました)でそれなりに修正はできると思います。